【頭部・顔の描き方編】参考にしたい書籍とおすすめ練習法

【頭部・顔の描き方編】参考にしたい書籍とおすすめ練習法

絵が上手くなりたいさかきです。

今まで手あたり次第技術書やアーティストとのメイキング等々を見て、毎回思うのは「10人いれば10通りの描き方」があるのだと…(当たり前だ~)

いろいろ試して自分がピンとくる練習法や描画法を見つけ出すしかないのでしょう。
そんなわけで、私がしっくりきた!と感じたあらゆる顔の角度・パースの縮尺を捉えられるようになるために参考になる書籍・練習法をご紹介します。

練習をする前に

自分がどの角度や部位が苦手なのか把握してみましょう。
さささーっと落書きをしてみてください。

描いてみて、どこが納得いきませんでしたか?
斜め上を向いたときなのか、俯いたときなのか。

自分への評価が厳しいあまりに「どれも自信ない!!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、それであれば優先的にマスターしたいポイントを決めてみると良いと思います。

大事なことは「明確な目的を決め、考えながら練習すること」ですが、「目的」が多すぎても上手くいきません。
自身が注意を払える範囲でゴールを決めてくださいね。

巨匠に学ぶアタリの取り方

頭部を簡易的な図形として捉え、どんな角度でもバランスが崩れにくいアタリの取り方を見てみましょう。

おすすめしたいのはアンドリュー・ルーミスの「Drawing the Head and Hands」という書籍です。
著作権が既に切れているため、英語が読める方はA.ルーミス絵画技法書 pdfファイル置き場というブログにて管理人の方がpdfファイルを置いてくださっているので、ここからダウンロードすることも可能です。

じっくり中身を確認して吸収して欲しいのですが、ここでポイントを挙げるとすると

(Drawing the Head and Hands/ William Andrew Loomis著 より引用)

1.球体に十字線を引き、端を切り落とす
2.十字の横線は”眉”、縦線を真っすぐ下して球体の縁に到達するところは”鼻の下”
3.”眉””鼻の下”と同間隔となる点を上下に決め、上部は”髪の生え際”下部は”頤(おとがい)”となる

以上がアタリの取り方になります。

一通りさらえたら、ルーミスさんの絵を模写しまくると良いと思います。

いざ実践的な練習

被写体として、素晴らしきサイトPOSEMANIACSをこよなく愛しています。

これってポーズを練習するための支援サイトでは?と思った方もいるかもしれませんが、ポーズだけじゃないんです。

ホームのページから手ビューワを選択し


右の項目から「02 CT SCAN 頭(Beta)」を選択

マウスでドラッグするとぐるぐる回転します。あ~~素晴らしい!!

先程洗い出した内容をもとに練習したい角度で止めたら、アタリの取り方を意識しながらざっくりと模写します。
ディテールはまだ気にしなくていいので、脳内で3Ⅾモデルのポリゴン数をがっくりと落としてください。

練習イメージ↓

そして応用へ

何か掴めた気がする方もそうでない方も、練習がひと段落したらもう一度肩の力を抜いて落書きをしてみてください。
「ちゃんと意識できているか」を確認し評価をします。

自分の思い込みを少しずつ壊して修正していくための重要な工程です。

描きたいのはもっとデフォルメ調なんだよね!という方へ

ならば尚更頭部への理解は必要だと思います…!
デフォルメを行う場合、顔のパーツを簡略化し、適切な線を抽出しなければいけないため、個人的にはこちらの方が高度に感じていたり。

おそらくは上記で紹介した顔の比率に該当しない絵柄のイラストレーターさんはたくさんいらっしゃると思いますが、それは比率を気にしていないのではなく、かわいく見えるバランスを研究しあえてそうしています。

なので、デフォルメ調の絵柄を目指したい場合は、基本をおさえて魅力的に見える比率を模索してみてはいかがでしょうか。

まとめ

質より量、量より質…質と量(遠い目)
界隈では様々な練習法や見解が存在しますが、力を抜いて気楽に続けるのが一番だと思います。

毎日続けなきゃと使命感を感じてしまうのではなく、飽きてもいいからとりあえずやってみようかくらいの軽い気持ちで、一緒にお絵かきしていけたら幸いです。

デフォルメキャラのポイント(いや私が知りたいんだけど!)などなど、今回深掘りできなかった点はまた別記事でまとめたいと思います。